H.I.(ハイ)といいます。S25お疲れさまでした。初の10位台を取ることができましたので、構築を紹介させていただきます。久しぶりにレヒレドサイ使えて楽しかったです。是非最後まで読んでいってください¥(_ _)¥
【目次】
【作成経緯】
・ホウオウ
色々な禁伝を考えたが、どれもきつい相手が多すぎると感じた。そこで、相性不利な禁伝があまりおらず、何より前期から使っており練度の差で勝てるホウオウを使うと決めた。逆に、他の禁伝を使っても最上位勢には練度の差で負けると思ったからというのもある。
やはり、このゲームはサンダーが強すぎてほとんどの構築に入っており、被選出率も非常に高いと感じたため、サンダーに対して簡単に有利対面を作れて、裏への負荷が凄まじい鉢巻ドサイドンを採用。
前期ホウオウを使っている際、きついと感じたのがウーラオスであったため、ウーラオス入りに圧倒的有利サイクルを組むことができるゴツメHBカプ・レヒレを採用。ドサイドンと合わせて幅広い範囲を見ることができる点も評価した。
オーガ軸とイベル軸が激増しており、その2つの軸に強いかつ水の一貫を切ることができるポケモンを探したところ、こいつしかいなかったので採用。
・ウオノラゴン
スカーフ枠は個人的に必須だと感じたため、強いスカーフ枠を考えた。元々メタモンで使っていたが、メタモンだと相手にかける圧力が微妙だと感じたので、ウオノラゴンに変更。相手の選出を読みやすい点やその圧力によって相手にダイマを切らせることができる点を評価した。メタモンと比べて戦いやすさが全然違う。戦いやすい。
ここまでで非常に重かった水ロトム+裏(大体ザシアン)に強く出ることができ、きついウツロイドやランドロス、ドラパルト、カバラグあたりもごまかしてくれると思ったので採用。ホウオウと合わせると大体のザシアンを見ることができるため、ザシアン軸に選出しやすい点も評価した。
【個体紹介】
※今回は選出率全員同じぐらい
〈ホウオウ〉
特性:さいせいりょく
性格:ようき
努力値:252-0-4-×-0-252
持ち物:じゃくてんほけん
技:せいなるほのお/ブレイブバード/ギガドレイン/じこさいせい
うのミサイルで火の玉発射するウッウ。
基本的には前期(S24)と変わらないため、詳しくはS24の記事参照。地震→ギガドレに変えたのはラグ展開に強く動かしたかったため。副産物として、ドサイやトドン、ヌオーあたりに強めになった。特に、ヌオーに臆さず出すことができるようになったのは良かった。相変わらず汎用性が非常に高く、様々な相手に対応できた。
調整
最速HSぶっぱ(耐久と+1でザシアン抜きを両立したかったため)
〈ドサイドン〉
特性:ハードロック
性格:いじっぱり
実数値(努力値):218(220)-188(84)-153(20)-×-98(180)-61(4)
持ち物:こだわりハチマキ
技:じしん/ロックブラスト/れいとうパンチ/ほのおのパンチ
久しぶりに帰ってきた相棒。
ホウオウを差し置いてこの構築で一番強かった。どんな構築であっても、相手にサンダーがいるだけで出すと腐ることがなかった。舐めて突っ込んでくるランドロスやドヒドイデ、ドラパルトあたりを一撃で倒すことができるのも強かった。その持ち前の物理耐久や優秀な耐性から、相手のダイマをいなしつつ被ダメから型判別するという動きも非常に強力だった。また、イバン型が有名なため、相手にイバンをケアさせられるのもよかった。弱いところはそこまで見当たらなかったが、強いて言うなら地面タイプなのにサブウェポンに水技や草技を持っている電気タイプに不利を取る点。ちなみに、炎のパンチはヒートスタンプと選択だが、ヒートスタンプが活きそうな相手がエアームド以外思いつかなかったため、炎のパンチで採用。
調整
HB方面:無補正A252ザシアンの+1巨獣斬確定耐え(特化なら乱数56%)、無補正ミミッキュの+2珠ダイホロウ(威力130)確定耐え(特化なら乱数37%)
HD方面:無補正C252サンダーの珠ダイジェット(威力140)2連最高乱数以外2耐え
余りA端数S
〈カプ・レヒレ〉
特性:ミストメイカー
性格:ずぶとい
努力値:236-×-252-0-0-20
持ち物:ゴツゴツメット
少し丸くなった元ヤン。
ウーラオス入りに投げて有利サイクルを形成する。そのためには後投げからウーラオスをしっかり削る必要があったため、持ち物はゴツゴツメット以外選択肢がなかった。型は何でもよかったが、有利な顔して突っ込んでくるラッキーやドヒドイデ等の受けを咎めたかったので渦潮いかり挑発型で採用。ドヒドイデは怪しいが、ラッキーに関しては逃がさずにしっかり咎めることができた。ドサイと合わせることでダイナやゼクロム、パッチラゴン等の受けにくいポケモンを無理やり受けにいくこともできる。構築単位で重いドラパやカイリュー等のドラゴンにも誤魔化しが効くのも偉かった。強いが、回復手段が存在しないので過労死しがち。
調整
S:4振り86族(ロトム)抜き
余りHB
〈エレザード〉
特性:かんそうはだ
性格:おくびょう
努力値:0-×-0-252-4-252
持ち物:きあいのタスキ
大人5人の中に一人だけ幼稚園児が混ざってる。
イベル軸とオーガ軸に投げて蛇にらみやボルトチェンジを駆使して有利展開を作っていく、ことが理想だったがあまりにも貧弱すぎて開始2ターン後には死んでそうな勢い。マジで言葉通り何が飛んできても倒される。そのくせ火力が低すぎて抜群つけないと何も倒せない。おかげで扱いがめちゃくちゃ繊細になり、なんか割と活躍した。水の一貫を切りつつ速いというのが非常に優秀で、HP1でも取っておけば何かしらの活躍はしてくれる。また、代表的な先制技の影うちとアクジェが無効なのも偉すぎる。複合がノーマルで唯一得してるポケモン説ある。ちなみにカイオーガに有利そうな顔してるが、交代際にスカーフれいびが飛んできて受からなかったり、特化ダイアイスであられ込みで倒されたりと、そんなに有利じゃない。ホウオウと合わせてカイオーガを見ないといけない。色々誤魔化せるだけのポケモン。
〈ウオノラゴン〉
特性:がんじょうあご
性格:ようき
努力値:0-252-0-×-4-252
持ち物:こだわりスカーフ
脳筋の具現化。
刺さっている構築に出して噛んで噛んで嚙みまくるだけ。相手にダイマを強制させる性能が非常に高いため、僕が得意としている後発ダイマと合っているポケモンだった。サンダーノラゴン対面ドサイに引くと相手がダイマを切ってきて2ターンで試合が決まることもあった。ナットレイやドヒドイデ等の簡単に受けられるようなポケモンがいる構築にはほとんど出さなかった。少しはきついカバルドンの選出抑制になっていたと信じたい。最速にしているのは、環境のドラパルトがほとんど準速以下だったので、対面で突っ込むため。そのような対面が出来上がったことは一度しかなく、その時は相手が最速襷ドラパルトだったため、この調整は全く活きなかった。ただ、火力不足で困ったこともないので、ミラーを考えても最速でいいと思う。
〈ナットレイ〉
特性:てつのトゲ
性格:のんき
アイドル歴35年のベテラン。
きついポケモンが相手にいる時に出す。元々は水ロトム意識で採用したが、ウツロイドやカバラグに対しても強く出ることができた。なんなら本命の水ロトムに関してはわるだくみをされると普通に押し切られる。この枠にはきついポケモンを誤魔化してくれればよいと考えていたので、その点では最も適していたと思う。技構成も一番誤魔化し範囲が広くなるようなものにした。まもるで無理矢理ダイマターンを枯らしたり、ダイスチルで詰めに行けたりする。また、こいつもドサイ同様その持ち前の耐久と優秀な耐性から相手の型判別ができる。ただ、こいつの最悪な点はサンダーエスバに圧倒的不利を取るところ。サンダーはドサイを出せば何とかなるが、エスバに関してはマジでどうしようもないため、エスバ入りにはできるだけ出さないようにしていた。ちなみに、インファワイボ両採用はほとんどいなかったため、ホウオウと合わせてどちらかで相手のザシアンを見ることができる。
【選出、立ち回り】
主な禁伝だけ。勝率は体感。全てこの通りの選出をしていたわけではないので参考までに。
~対ザシアン軸~
+
から2体
有利。
@2は、ラオス入りにはレヒレ、サンダー入りにはドサイ、ミトム入りにはナット、これらがおらずあまりにも通りがいい時はノラゴンって感じで投げていた。上記で挙げたようなポケモンはこちらに対して刺さりが非常によく見えるため、基本的に出てくる。それらに対応したポケモンをこちらが後投げしてサイクルを形成する。基本的にこの4体はザシアンの後投げにしっかり負荷をかけることができる(レヒレだけあやしい)ため、サイクル有利を取ることができる。先にダイマを切ってくれることがほとんどだったため、最後はホウオウの後発ダイマで締める。
勝率6割
~対ムゲンダイナ軸~
(
)
有利。
レヒレドサイの並びで相手のムゲンダイナを見つつ、取り巻きも大体見れる。ダイナドサイ対面を作って裏に負荷をかけていくのが基本。ミトム入りだけはナットを強制されるため、少し不利気味。
勝率7割
~対イベル軸~
+
から2体
五分五分。
初手エレザードから展開していく。相手が受けよりならドサイレヒレで崩す。攻めよりなら@2に刺さってそうな2体を出して、エレザードでイベルを引かせつつ有利対面を作って崩しに行く。どちらの場合もエレザードで一度イベルを引かせることが重要。
勝率6割
~対オーガ軸~
五分五分。
イベル軸同様、初手エレザードから展開していく。ドサイを出すのがポイント。あらゆるオーガ軸がサンダーを出してくるくせに、サンダードサイ対面で引き先がいないという事が多発する。オーガ軸に対して一番選出率高いのがドサイドンだったぐらい、実は刺さっているポケモン。ただ、カイリューやヒヒダルマ、ウーラオス等はきついので麻痺を絡めながら気合いで何とかするしかない。慣れが重要。
勝率5割
~対日ネク軸~
から3体
圧倒的有利。
サンダーラオスが入っていることが多く、そこにドサイレヒレを合わせると圧倒的有利サイクルを組むことができるため、ほぼ負けない。基本的に安定行動だけで勝てる。壁構築だけ気合の立ち回りで壁を枯らすことが必要になってくる。
勝率9割(最終日に限っては多分負けてない)
~対黒バド軸~
+
or
不利。
水ウーラオスがほぼ必ずと言っていいほど出てくるため、そこを起点にレヒレかエレザードで有利サイクルを取っていく。バンギかサンダーのどちらかも大体入っており、出てくるため、そこにドサイを合わせて崩しにいくのもあり。ただ、誰も黒バドに対して引けないため、常に有利対面を取り続ける必要があり、かなり綱渡りになるため安定しない。なぜか黒バドが出てこないことも結構あった。
勝率4割
~対ゼルネアス軸~
+
から2体
有利
弱保ホウオウで基本的なゼルネアスはすべて勝てるため、取り巻きに合わせて@2は誰を出すか決めていた。ラオス入りにはレヒレ、サンダー入りにはドサイ、ランド入りにはナットかノラゴンといった感じ。壁ゼルネには壁枯らしのためにナットを出すことが多かった。最終的にはどの構築もゼルネを起点にホウオウで全抜きが理想。珠物理ゼルネアスは無理。
勝率7割
~対ジガルデ軸~
五分五分。
レヒレドサイでジガルデを見つつ、その取り巻きまで見ることができる。ただ、こちらは相手のレヒレエスバがきついので、お互いがお互いをきつい感じになっている。つまりほぼ完全な実力勝負になる。最終的には大体ドサイの氷技で詰めに行くことが多かった。そのせいで、ジガルデの麻痺から逃れることができない場合が多く、めちゃくちゃ痺れた。ドサイのHP管理が重要。
勝率7割
【重いポケモン、並び】
〈ラオス+サンダー+ミトムなど〉
これだけではないが、役割対象をピンポイントで採用しているポケモンが多いため、それらが3体以上いると誰かしらは重くなってしまう。
〈エースバーン〉
誰も受からないのはさることながら、対面絶対勝てるポケモンすらいない。頑張って誤魔化すしかない。
エスバ同様、対面勝てるポケモンがこちらにほとんどいないため2体がかりで倒すことになり、結構荒らされる。
これ以外にもきついポケモンはいたが、こちらに誤魔化し性能が高いポケモンが複数いるため、プレイングでどうにかなってた。
【最後に】
今期はいつも通り序盤は最終1桁目標でやってきました。今までは終盤になると目標を落としたりしていましたが、今期は最後まで目標は変えずに挑むことができました。結果、最後14位(おそらく最終1桁チャレチャレ)から2連敗して終わりました。もう片方はそこそこ高い位置で保存していたため、最高最終順位は更新することができましたが、それ以上に悔しさが大きかったです。ただ、今までは遥か及ばなかった1桁にかすりそうになったことは大分成長できたのかなと思います。今年(2022年)こそは念願の最終1桁目指して頑張ります。
何かあれば気軽にTwitter→https://twitter.com/HI_pazpazまでお願いします。
ここまで読んでくださりありがとうございました¥(_ _)¥
【Special Thanks】
一緒に頑張ったたま友窓のみんな、やりたいときにやるのが一番や
最終日当たった方々、レベルの高い対戦ばかりで楽しすぎた
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ありがとうございました¥(_ _)¥