H.I.(ハイ)といいます。S14お疲れさまでした。ついに目標である最終2桁を達成できましたので、自慢の構築を紹介させていただきます。一応レンタルは公開してますが、来シーズンからルールが変わるので構築そのものは使えないと思います。ですが、間違いなく来シーズンからも使える立ち回りや考え方も書いているので是非参考にしてください¥(_ _)¥
・作成経緯
シーズン序盤から中盤まではジバラオスの完全なサイクル構築を使っていましたが、だんだん勝てなくなってきました。そこで、完全なサイクル構築にするのではなく、ある程度対面的な選出をしつつもサイクルを回せる対面サイクル構築を使うことに決めました。完全な対面構築にしなかったのは僕が対面構築使うのが下手くそすぎるからです。
そこで、対面的な軸として「珠アタッカー+襷+対面最強ポケモン」の3体から考えることにしました。
まず、珠アタッカーとして現環境最強アタッカーであり、サイクル戦における抜きエースにもなれるジェット持ちエースバーンを採用しました。
そして、襷枠として襷メタルバーストドサイドン、対面最強ポケモンとしてあらゆるポケモンに打ち勝っていけるハチマキカイリューを採用しました。
次に、僕が得意でずっと使い続けているサイクル軸の「スカーフ高速アタッカー+クッション+積みアタッカー」の3体を考えることにしました。
まず、積みアタッカーとして前シーズンから使い続けて、環境に刺さっていると感じ、使い方に自信のあるHBS剣舞ランドロスを採用しました。
次に、スカーフ高速アタッカーとして非常に環境に刺さりがよいと感じていたスカーフアローラキュウコン、クッションとして高耐久高打点を両立でき、ある程度対面的な動きができるチョッキスイクンを採用しました。
その後、ドサイドンを使っていると、Sが遅い&先制技がないため、能動的に相手を倒しに行くことができずに負ける試合が多くあることに気づきました。また、クレセリアが重いと感じたため、この枠を最終日前日あたりにタスキカウンター悪ウーラオスに変更しました。
これで構築が完成しました。
・個体紹介
特性:ゆきふらし
性格:おくびょう
努力値:0-×-4-252-0-252
持ち物:こだわりスカーフ
初手要因兼スイーパー。かわええ。
初めは初手に出すことを想定していましたが、最終日出すときはほとんど裏から出してカイリュー等の竜の舞に後出ししたり、ジェットアタッカーの切り替えしとして使ってました。環境に氷技の刺さりが非常に良かったです。この枠はガラルヒヒダルマも考えましたが、対面でウーラオスに強く出たかったので、最後までこいつを使い続けました。ただ、マジで火力がなく等倍でも容易に受けだされるため、選出するときは裏でケアする必要があります。無振りレヒレにフリーズドライが半分しか入りません泣。また、ぜったいれいどは最終日に3回ぐらい打って全部外したのでオーロラベールやウツロイド意識のサイコショックでもよかった気がします。一撃技を入れていると立ち回りが雑になりがちなので、できるだけ入れない、もしくは試行回数が稼げない時は絶対に打たないことをお勧めします。レンタルを変えるのがめんどくさくてこのまま使いました。
火力がなさ過ぎて、戦うにつれてだんだん信用がなくなっていきました....
選出率4位
調整
CSぶっぱ余りB
火力がなさすぎるのでCぶっぱは確定。Sも最速にすると準速80族(実数値132)のS+2(実数値264)まで抜けるのでほぼ確定。後述のランドロスのS(実数値133)との相性も良く、ランドロスで相手の素早さを判定することで詰め筋を作りやすくすることができました。余りBに振ることで、奇跡的にようき火力UPアイテムなしカミツルギのリーフブレード確定耐えになります。変に調整しても全く活きなかったのでこれでよかったと思います。
〈スイクン〉
特性:プレッシャー(特性パッチ無かった)
性格:ひかえめ
実数値(努力値):207(252)-85(0)-142(52)-139(132)-143(60)-107(12)
持ち物:とつげきチョッキ
相棒。世界最強のクッション。マジでかっこいいし強い。
初めは裏において引き先として動かすことを想定していましたが、初手にボルチェンサンダーやウツロイド、カバルドン、スカーフエースバーン等が非常に多く出てきたため、最終日はほとんど初手に出していました。火力UPアイテムなしのCぶっぱサンダーのジェット+サンダーをダイマなしで乱数で耐えることができるのはマジでバグ。基本的に特殊相手にミラーコートで返すのが主な役割になります。ねっとうと自慢の高耐久による対物理性能も高く、しんそくによる対面性能の高さも非常に強かったです。こいつのぜったいれいどに関しては、ポリ2、レヒレ、ナットレイ、ドヒドイデ等の低下力高耐久ポケモンに対して試行回数を稼ぐことができるのでお勧めです。ただ、命中が20%のせいで、3回撃ってようやく五分五分の確率なので交代読みやミラーコートなどを駆使して試行回数をいかに稼ぐかが重要になります。また、一度ぜったいれいどを撃った後、当たらないからと言って別の技に変えるのはナンセンスです。それをすると確実にぜったいれいどを撃ったターンが無駄になるので、一度撃ったなら最後まで打ち続けましょう。そうすると、トータルで見た勝率は確実に上がります。確率的には5回ぐらい撃つと大体当たります。ちなみに環境にいるほとんどのポケモンはぜったいれいどで確定一発です。
最終2桁チャレでHP黄色ゲージからウツロイドのメテオビームを4耐えてミラーコートで返した時のこいつの背中程かっこいいものを僕は見たことがありません。
選出率圧倒的1位
調整
HBCD
物理特殊両方の耐久を最大限まで上げるためにHぶっぱは確定。D方面はひかえめ珠サンダーのダイサンダー(威力130)確定耐え、B方面はようき火力UPアイテムなしエースバーンのとびひざげり確定2耐え。Sは同族意識でなんとなく12振りました。余りC。ちなみにここまできれいなDL調整になったのはたまたまです。この調整を思いついたとき、増◯にスイクンを使えと言われているような気がしました。
〈霊獣ランドロス〉
特性:いかく
性格:わんぱく
実数値(努力値):191(212)-165(0)-138(124)-×-100(0)-133(172)
持ち物:オボンのみ
世界最強の男、白ひげ。
基本的には裏から出して、つるぎのまいを積んで相手のダイマを強制させて裏に引いたり、ダイジェットを絡めて全抜きをするというのが主な役割になります。この、相手のダイマを強制させて裏に引いてダイマを先に使わせるという動きが8世代で僕が最も強いと思っている動きなので、常にこの動きを意識して対戦してました。相手のサンダーが火力に振っていない型であれば相手のダイジェットに対してつるぎのまいを積むことができるぐらいの耐久があるのも強かったです。もちろんエースバーンやドリュウズ、ミミッキュ等の一線級物理アタッカーを起点にできるのも非常に強かったです。ただ、火力に一切振っていないので、積んでも相手のダイマックスポリ2やダイマックスレヒレ、カバルドン等に切り替えされるため、こいつを使う上ではなおさら相手のダイマを先に使わせることが重要です。
なお、使い過ぎたせいで脳内でこいつに関する与&被ダメージを考える際、領域展開できるようになりました。こいつの使い方は誰にも負ける気がしない。
選出率2位
調整
HBS
とりあえず色々な定数ダメージを最小限に抑えることができるH実数値191(なんかかっこいい)。Sは、前述のキュウコンとの相性も良い、準速80族抜き(実数値133)。ここまで振るとHS以外の耐久サンダーは確実に抜けます。余りB。
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
努力値:0-252-4-×-0-252
持ち物:きあいのタスキ
技:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/カウンター
初手要因兼切り替えし要因。背中で語る漢の中の漢。
基本的に、初手において対面突破して数的有利を取りに行くか、裏において相手のダイマアタッカーの切り替えしとして使うのが主な役割になります。威力120技+ふいうちやカウンターによる対面性能の高さは非常に強いです。他のタスキ枠も色々考えましたが、悪格闘の圧倒的技範囲と速い素早さが強すぎて結局こいつを最後まで使い続けました。ただ、どくづきを抜いている関係で、特殊フェアリー(特にレヒレ)に何もできないのがネックではありますが、カウンターの切り替えし性能が非常に高く、安心感があったのでこれでよかったと思います。環境のカウンターウーラオスが数を減らしていたため、意外と読まれなかったのも強かったです。
最終日にこいつが相手のドラパルトの珠ダイドラグーンをタスキなしで1耐えた時、こいつから最終2桁への執念を感じました。
選出率6位
調整
ASぶっぱ余りB
特に言うことなし
〈カイリュー〉
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
努力値:4-252-0-×-0-252
持ち物:こだわりハチマキ
対面最強の竜。
基本的に、有利対面でげきりんやダブルウィングを撃って裏に負荷をかけたり、対面突破したりするのが主な役割です。最終日は刺さっている相手に初手出しして、想定外の火力で受けだしてきたポリ2やドヒドイデ等を破壊していました。H振りサンダー程度なら一発で倒せます。ただ、げきりんや持ち物の性質上、裏のミミッキュやレヒレを意識して立ち回らないと簡単に積みの起点にされるので注意が必要です。ミミッキュやレヒレへの後出し要因としてランドロスやスイクンと一緒に選出することが多かったです。また、マルチスケイルを活かして相手のダイマを枯らすという動きもできるため、安易にマルチスケイルをつぶさないような立ち回りも重要です。HPミリでも取って置くとハチマキしんそくでスイーパーの役割も果たしてくれるため、取って置き得です。
最終日は3回ぐらい混乱自傷チャレンジがあって2回自傷しましたが、どちらの試合も勝ったので許します。
選出率3位
調整
ASぶっぱ余りH
特に言うことなし
〈エースバーン〉※キョダイマックス固体
特性:リベロ
性格:ようき
努力値:0-252-0-×-4-252
持ち物:いのちのたま
神の力を宿した兎。
基本的に、刺さっている相手に初手に出してダイマックスで崩したり、裏から出してジェットを絡めて抜いていくのが主な役割です。耐久が無く、サイクル参加させにくいため、選出するときは対面的にするか、2体でサイクル回すかのどちらかにしてました。とびはねるの枠はギガインパクトも考えましたが、スカーフ水ウーラオスやウオノラゴン入りに対して強く出れるのと、単純に抜きエース性能が格段に上がるため、とびはねるのまま使いました。そのせいでサンダーには若干弱いです。ぜったいれいどを除くとドヒドイデ入り受け構築に対して崩しを行えるのがこいつしかいなかったため、しねんのずつきも採用しました。ダイサイコはかなり有用ですが、裏に先制技持ちが3体いるためしっかりとその後の展開を考えた上で撃つ必要があります。また、こいつに関してはこっちが先にダイマックスで展開するのも非常に強いです。
最終日の初戦でとびひざげりを外して負けたのはいい思い出です。
選出率5位
調整
ASぶっぱ余りD(DL調整)
特に言うことなし
・選出、立ち回り
サイクル選出:スイクン+キュウコン(カイリュー)+ランドロス
スイクンで初手に来るサンダー等をミラーコートやねっとうしんそくで倒しつつ、いけそうなやつ(特に物理)に対してはランドロスに引いて剣の舞からの全抜きorダイマ誘発させてカイリュー、スイクンでダイマを枯らすという動きを取っていました。その後、ランドロスやキュウコンで抜いていくのが理想の動きです。
対面選出:(キュウコン、スイクン、カイリュー、ウーラオスの中から2体)+エースバーン
サイクルでいくよりも対面のほうが勝てると感じたときはこの選出をしていました。ただ、僕があまりうまくないので、この選出をすることは少なかったです。
・重いポケモン
〈マリルリ〉
対面で勝てるのがウーラオスのカウンターのみ。これだけで分かるやばさ。逆に重過ぎて、ほぼ初手に出てくるのでウーラオスを合わせてカウンターしましょう。うずしお滅びは知らん。
〈レヒレ〉
スイクンでミラーコートとぜったいれいどを駆使して倒すか、ダイマ枯らしてこっちのダイマックスで倒すしかないです。キュウコンは対面負けます。
〈ブリザポス〉
カタ=スンギ。ウーラオスかエースバーンで頑張りましょう。
・Special Thanks
一緒に構築を考えて終始発狂し合ってともに最終2桁達成したたにしさん
最終日一緒に通話して励まし合ったウェイパーさん、あーちゃん、アッテイさん、ケンさん、KANさん、こあちゃん、こころさん
最終日前日まで一緒にマリカや麻雀してた運勝ち厳禁マリカ窓のみんな!
Twitterで応援してくれた方々
マジでありがとうございました¥(_ _)¥
・最後に
遂に夢の最終2桁を達成することができてマジで嬉しいです!!最終日(1/31)の昼12時時点での順位が3000位で約一週間3桁にすら乗っていなかったのでかなり厳しい立ち位置だったと思います。ただ、諦める気は微塵もなかったですし、今まで2000のせてきたシーズンも最終日4桁スタートだったのもあって絶対いけると思ってやってました。結果、一度3桁乗ってからは勝率8割ぐらいで最終2桁まで辿り着くことができました。
諦めるのは確率が0になった時。
来シーズンからは環境が一気に変わるのでこの構築は参考にならないかもしれませんが、相手のダイマを先に枯らすという考え方は必ず役に立つと思います。来シーズンからもポケモンはガチでやるので次の目標2100に向けて頑張りたいと思います。
YouTubeでよく配信とかやってるのでよかったら見に来てください¥(_ _)¥ 相手のダイマを先に使わせるという動きがどういうものか説明してます。
YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCN5g31kfjGoW_T7rW7UbG1g/videos
該当動画→https://www.youtube.com/watch?v=6JEvKMGgPQA
何かあれば気軽にTwitter→https://twitter.com/HI_pazpazまでお願いします。
ここまで読んでくださりありがとうございました¥(_ _)¥